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不連続線「冬支度を」

 冬型の気圧配置でこの時期としては強い寒気が流れ込み、尾鷲では17日に初雪があった。紀北町の紀伊長島では日付が変わって氷点下に下がり、18日朝の最低気温はマイナス2・5度となり、今季初の冬日となった。
 
 今回の寒気の流れ込みでは、日本海側を中心に大雪に見舞われ、新潟県内の関越自動車道や上信越自動車道で16日から17日にかけて、上下線合わせて1000台以上の車が立ち往生。自衛隊も出動した。
 
 雪が積もることがほとんどない温かい当地方でも油断はできない。平成26年2月には紀北町に大雪警報が発表され、荷坂峠で立ち往生する車が発生。松阪市以南の有料高速道路は通行止めとなり、JRも亀山~紀伊長島間で運転を見合わせた。温暖な当地方にあっても雪に無縁ではない。
 
 寒気の流れ込みはいったん弱まるとのことだが、冬はこれからが本番。積雪や凍結路面で滑り止め措置を取らない運転は法令違反となり、5万円以下の罰金。後続の車にも迷惑をかける。冬用タイヤへの交換が望ましいが、せめてタイヤチェーンを用意するなど、今のうちに冬の備えを整え、出掛ける際は時間的余裕を持って安全運転を。
 
(J)

      12月18日の記事

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