来年の国体に向けて工事が進む熊野尾鷲道路II期。19日まで行われている集中工事で尾鷲南インターの本線から降りるオフランプの切り替えが行われ、17日夕方から通行方法が変わった。
これまでは国道42号から2車線のまま新八鬼山トンネルへつながっていたが、尾鷲北インターから本線がつながるため、オフランプは向かって左側へ降りるように本線から離れ、急な右カーブで本線(新矢ノ川橋)をくぐる。
オフランプに入ると目に入るのが「下り急勾配」「走行注意」「速度落とせ」「カーブ注意」の黄色い表示。最高速度30キロの規制標識に続き、道路の左側のガードレールに仮設と思われる7枚が並ぶ。路面には破線の減速路面標示、カーブ付近には視線誘導標示板もあり、走行に注意を促す。
当地方でもインターチェンジやパーキングエリアへの出入りで、急なカーブを曲がり切れなかった自損事故が発生。特に、高速道路から降りるときは、スピード感覚のまひなどで、十分にスピードが落ちていないこともある。事故を起こすと自分が痛い目に遭うほか、一時的に通行止めになり、多くの人にも迷惑をかける。くれぐれもスピードには注意を。
(J)