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不連続線「マイナンバーカード」

 さまざまな手続きでマイナンバーを記入することには慣れたものの、毎年1回は必ず通知カードを探すことになる。カードを作ったほうがいいと何度も思ったが、身分証には運転免許証もあり、普段の生活に特に支障は感じていない。
 
 マイナンバー通知カードが5月に廃止となり、再発行ができなくなった。尾鷲市と紀北町の担当者に聞いたところ、ともに通知カードをマイナンバーカードと勘違いしている人がいるという。確かにややこやしいが、通知カードは公的証明には使用できない。
 
 通知カードを紛失した場合、マイナンバーを知りたければ住民票を発行すれば分かるが、これは有料。マイナンバーカードの申請は無料で、写真撮影も市役所や町役場で行ってくれる。受け取りには1か月から2か月ほどかかるという。特に紀北町はマイナンバーカードの活用に力を入れており、コンビニエンスストアで、住民票の写しや戸籍証明書などの証明書を取得できる。
 
 カードを取得した人にキャッシュレス決済の一部のポイントを国が付与する「マイナポイント」の申し込みは既に始まっており、9月から利用できる。マイナンバーカードの申請を検討してみては。 
 
(R)

      8月27日の記事

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