湖畔の癒やし空間へようこそ
豊かな自然と水辺の生物がおもてなし
豊かな自然と水辺の生物がおもてなし
那智勝浦町湯川にある「Cafe きよもん」は、緑豊かな〝ゆかし潟〟の湖畔で癒やしの空間を提供している。大きな窓は水辺の生き物の姿や四季折々の風景を独り占めできる特等席で、お一人から会合まで利用可能。また、のんびり一息のお供には、コーヒー(350円)のほか同店自慢のきつねうどん(500円)などの軽食もおすすめ。午前11時までは、温泉ゆで卵のサービスも!
■ゆかし潟散策の拠点にいかが
〝ハート形の汽水湖〟として知られる「ゆかし潟」では、同地に飛来した鳥類をはじめ多様な生物の姿を目にすることができるほか、湖畔にはクマノザクラ、ハマボウなど当地方を代表する植物が四季折々の彩りを添える。湖の周囲は熊野古道・大辺路を含む約2.2キロ。高浜虚子や佐藤春夫も愛した景色を徒歩で巡ってみては。周辺地図は店内で配布している。 同店は、ゆったり広い駐車場を完備のうえ、車いすにも対応しており、どなたにも利用しやすい設計。喫煙室も設けており愛煙家にもうれしい。
■かつての湯治場「湯川温泉」
湯川温泉は、かつて湯治場としてにぎわった那智勝浦町の奥座敷。現在では、数軒の温泉施設が残るのみだが、その泉質の良さから同地を訪れる人も多い。同店にも温泉が湧いており、飲用に適していることから汲んで持ち帰ることもできる。同店向かいには公衆浴場「きよもん湯」があり、大浴場のほかにも家族風呂(追加料金必要)が設置され、心ゆくまで温泉を満喫することができる。営業時間は正午~午後11時30分(原則年中無休)。
■趣向凝らした作品展示
同店では定期的に作品展が開かれ、地域の作家やグループの作品が並ぶ。現在は、27日(土)まで小松隆幸さんによる「海の男の暇つぶし 元外国航路機関長が作るBOTTLESHIP」が開催されている。緻密に作られたボトルシップや自慢の木工細工が並ぶ。 これからの展示予定は次のとおり。
▽植地宣之さんの絵画教室(7月)
▽前田稔夫さんの絵画展(8月)
▽弁天画会個展(9月)
▽植地貞夫絵画展(10月)
TEL.0735-52-0881
住所/那智勝浦町湯川(ゆかし潟湖畔)
営業時間/午前10時~午後3時
定休日/月・火曜日