• 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

紀南抄「商品券が効果発揮」

 本紙エリアの各市町では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う独自対策として、現金支給か商品券配布に分れた。新宮市、太地町は現金給付、那智勝浦町、紀宝町、熊野市は商品券。

 先日、熊野市の飲食店を訪れ、夕食に舌鼓を打った。その際、店主とよもやま話に花を咲かせる。話題のメインは「新型コロナ」だ。「客の入りはどうですか?」と尋ねると、店主は「ようやく客が戻ってきた。7割ほどの客が市の商品券を使用して食事をしてくださる。これはありがたい対策ですね」とにっこり。

 自粛により疲弊した地元経済にとっては、地域限定の商品券は効果を発揮することが店主の言葉で分かった。熊野市は1人1万円分の商品券(レインボー商品券)を1万656人の全市民に配布。事業費は約1億7380万円。市の商店連合会の199店舗で利用できる。河上敢二市長は「感染症が終息するまで、第2弾、3弾の支援策も考えていく」としている。

 現金給付か商品券か?常に是非が論じられる問題ではあるが、短期的な地元経済の下支えという点では、有効期限のある商品券は有用である。

【茂】

      6月 2日の記事

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料
      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ