2月23日まで「花のチカラ展」
癒やしの空間創出
癒やしの空間創出
新宮市のフラワーアレンジメント教室「アトリエ ル・ミュー」(生駒まゆみ主宰=フラワーモードデザイナー)は2月18日~23日(日)まで、新宮市仲之町サンタウンホールで、プリザーブドフラワー作品展「花のチカラ展」を実施している。同教室の生徒が毎月のレッスンとは違い、年に一度、創作にチャレンジした作品が展示されている(写真左下)。毎年、花に癒やしを求めて来場者が詰めかけ、好評を博す。制作することだけではなく、観覧してもらうことで、生徒のやりがいと技術の向上を図る。「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー2020」で、今年の色を「クラシックブルー」と発表。生駒主宰は、「ブルーの作品もあり、生花にはない色合いを楽しんでほしい」と話す。また、今年はナチュラル系でドライフラワーが流行。プリザーブドとドライの組み合わせの花もたくさんあり、ベージュ系のカラー、新色なども見どころの一つ。生駒さんの作品「コルヌコピア」(豊穣の角)はギリシャ神話の挿話に起源をもち、花や葉で満たされた角杯。コピアはローマの豊穣の女神の名で、豊かさの象徴とされている(写真右上)。開催期間中はデューテ(ドイツ語でバッグ、袋などの意味)アレンジのワークショップも行われ、予約不要で誰でも参加できる。同教室では、5月からスタートするディプロマコースの受講生を募っている。3月末までに申し込む。生駒さんは「花で満たされた、癒やしの空間をご覧になってください」と来場を呼び掛けている。参加は無料。
TEL.090-5139-2521(生駒さん)
日時/2月18日(火)~23日(日)
場所/仲之町サンタウンホール
時間/10時~17時(最終日16時)