尾鷲高校は28日、全日制課程の高校生活入門講座を開き、中学3年生約130人が参加した。
授業や部活動など、高校の雰囲気を感じてもらい、進路選択に生かしてもらおうと、毎年行っており、今年は尾鷲市と紀北町の各中学校に、大紀町、松阪市、四日市市からも参加。学校の概要説明などに続いて、11の教科に分かれて授業を体験、部活動を見学した。
授業の体験で、国語では記述問題の解き方、社会ではものの価値の決まり方、数学では数列について学んだほか、理科ではゼラチンで固めるパイナップルゼリーを作る実験で、パイナップルに含まれるタンパク質を分解する酵素について学習。生のパイナップルと過熱処理したパイナップル(缶詰)に、ゼラチン液を流して冷やしたが、生のパイナップルは酵素がゼラチンの主成分であるタンパク質を分解してゼリーにならないが、加熱処理したパイナップルは酵素の働きが失われているため、ゼリーになることを確かめた。
また、工業のものづくり体験では、一人ずつ旋盤加工の機械操作を体験したほか、設計やエンジンの分解・組み立て、溶接など3年間で学ぶ内容について見聞きした。
プラモデルなどものを作ることが好きで、システム工学科を希望する紀北中学校3年生の奥川颯良さんは「面白かった。カリキュラムも楽しそうで、システム工学に入りたい」と話していた。
