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活動促進や病院の体制整備 加藤市長と懇談 ゆうあいクラブ尾鷲

 ゆうあいクラブ尾鷲(尾鷲市老人クラブ連合会)と加藤千速市長の対話会が4日、市役所で開かれ、大西正隆会長ら役員13人が参加。活動への支援や市営グラウンドの休憩施設の補修、尾鷲総合病院の体制充実などについて意見を交換し、要望を伝えた。
 
 毎年実施しているもの。老人クラブ活動については「単位クラブや会員の減少、高齢化、役員のなり手不足などで組織の維持が難しくなり、活動内容の見直しなど、大きな曲がり角を迎えている」として、支援を呼び掛けた。
 
 加藤市長は、連合会の催しにはよく参加していると述べた上で、「活動内容をいかにアピールするか。単位クラブの活動について新聞記事を目にすることがない」と語り、広く活動を知ってもらうことが大切で、広報を通じて協力する姿勢を示した。また、加入可能な年齢になった人に案内を出すことを提案した。
 
 健康長寿のためにも高齢者の居場所づくりは大切とも語り、「先日、市婦人の会連絡協議会との会合があり『男性は家の中に居て何もしない』との指摘があった。来年度から男性用のメニューを作って取り組みたい」と述べた。大西会長は「退職する職員に(加入してもらえるよう)声掛けを」と助力を求めた。
 
 市営グラウンドの休憩施設については、ベンチの上のテントの屋根の生地が破れていることや、一部ベンチが老朽化していることから修繕を求めた。
 
 加藤市長は、4か所のベンチのうち1か所の屋根にブルーシートをかぶせて応急処置していることを説明し、「来年度予算で修繕する」と述べた。椅子が壊れている部分に関しては「担当課で調べてどう対処するか検討する」と回答した。
 
 また、国市浜公園整備で新野球場を建設することから、「野球場以外の使い方を考えていかなければならない。外野の人工芝のところでグラウンドゴルフ大会をしたらどうか」などと話した。新球場整備後の市営グラウンドの使い道を問われ、加藤市長は「残すが、使い勝手はいろいろと考えないといけない」と話した。
 
 尾鷲総合病院については、クラブ側から「中核病院としても救急医療体制を堅持して、東紀州としてのレベルで検討を図っていただきたい」「看護師、薬剤師等も不足状況にあり、入院患者なども安心して処置ができるよう十分な対応を。CT、MRIなどの画像もデジタル化し、常勤医師の不在を補うため、三重大学や伊勢赤十字病院などとも連携した診断業務」などと要望があった。
 
 このほか、ゼロカーボンシティの推進や、ネイチャーポジティブ宣言について「分かりやすく説明を」と求めた。加藤市長は約30分かけて取り組み内容や意義を解説し、「企業は儲けるだけではだめで、社会的な活動をしないといけない。そうでないと投資家が離れる。今、9つの会社が関わってくれている。もっと広げたい。環境省や農林水産省にも注目されている。(全国の自治体の)手本になる街づくりをしたい」と語り、理解を呼び掛けた。

      尾鷲市

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