空振り、見逃しと聞いて思い浮かぶのは野球だが、天気予報にも「空振り」と「見逃し」がある。ある気象状況、例えば「雨が振る」と予想して雨が振らなかった場合は「空振り」、逆に予想していない雨が降った場合には「見逃し」となる。天気予報は当たってほしいものだが、外れた場合に影響が大きいのは「見逃し」の方だろう。
気象庁は「天気予報の検証結果」として、的中率などの情報を公表している。津市を含む三重県北中部のデータを紹介すると、午後5時に発表する翌日の予報の場合は、降水の有無の的中率が88%、降水あり予報は82%、降水なしは91%になっている。なぜかその日の夜(24時まで)の降水あり的中率が57%と成績が悪い。
先だって、線状降水帯の予報についての統計が発表された。3時間前予測の捕捉率は62%。まだまだ「見逃し」が多い印象。なお、半日前予報、直前予測とも、実際に線状降水帯が発生しなくても大雨になる可能性は高いとのデータも示された。今後、特に注意すべき情報である。
(M)
