新宮市の三輪崎漁業協同組合は26日、三輪崎漁港そばの孔島周辺で「第37回潮風まつり」を開催。磯にまかれた約1万2000個のヒオウギ貝と約200キロのバイ貝を求めて、約1800人(主催者発表)が潮干狩りを楽しんだ。
地域が誇る海に関心を持ち海でもイベントを楽しんでもらおうと毎年開催されている。毎回大勢が参加する大人気企画。例年通り安全に配慮して、小学3年生以下とそれ以上の年齢に実施場所を分けて行った。
海野義尊組合長はあいさつで多数の来場に感謝し「潮風まつりは地元の恒例行事として定着しており、今年もたくさんヒオウギ貝とバイ貝を用意している。大人も子どもも海のすばらしさを感じながら楽しんでいただきたい。これからも三輪崎漁業協働組合としてまつりを続けていきたい。皆さまのご協力がなければできない。一人でも多くの人にマナーを守っていただくことをお願いしたい」と呼び掛けた。
来賓の上田勝之市長は「天気も少し心配されたが、たくさんの人に集まっていただきうれしい限り。三輪崎の海の恵を存分に味わい、素晴らしい景観もこの機会に十分に楽しんでいただきたい」と述べた。
このあと、参加者は磯に移動して準備。スタートラインに待機し、海野組合長の号砲とともに一斉に海に向かって進み、あっという間にほとんどの貝が拾い集められた。
バイローカルマーケット
漁港内市場で同時開催
漁港内市場では、新宮商工会議所青年部主催の「バイローカルマーケット新宮」も同時開催された。バイローカル新宮の加盟店による飲食、体験、販売ブースが出店し、多くの来場者でにぎわった。
バイローカルとは、地元で買い物をして商いを育てることで、地域の価値と人々の生活の質を高めようという運動。青年部では2020年から事業を進めており、店舗の特色や魅力を発信するマーケットの開催や、SNSを活用した告知集客活動などを行っている。
マーケットは5回目で、2年前から潮風まつりと合同で開催している。貝を拾い終えた人々が訪れ、かき氷や唐揚げ、サンドイッチなどを味わったり、体験ブースを楽しんでいた。
