若者の県外流出が進む青森県で、青森労働局が県内と東京で就職した場合の生涯を通じた収支を試算。住宅ローンを加味すると、青森で就職をした方が得という結果が出たという。
都内の方が7400万円ほど収入は多いが支出も多く、収支差は東京が114万円多いだけという。金銭だけの問題ではないのは理解しているが、アピールの余地があると感じる。
名の知れた大学の多くは都市部にある。テレビで見る華やかな街やそこでの暮らしにあこがれるのも十分理解する。人が多いのでいろいろな仕事が成り立ちやすい一方、競争も激しい。
尾鷲市や紀北町では、高校卒業後の人口流出が激しい。県レベルで見ると、高校卒あるいは大学卒の段階で都市部への流出が起こっている。大学(高等教育機関)と働く場所をセットで考えていく必要がある。
青森労働局の取り組みを例に出したが、三重県でも同様のことがいえるだろう。個々の企業PRとともに、暮らしやすさを上手にアピールしていくことが大切だ。
(M)
