震度7の激しい揺れに見舞われた熊本地震の発生から先月28日で1か月が経過する中、少しでも被災地の助けになればと、当地方でも募金活動が展開されており、和歌山県軟式野球連盟東牟婁支部学童部では、所属6チームで集めた募金を、同28日に始まった大会前に集めた。支援金の合計24万6483円は、5日に和歌山県軟式野球連盟学童部を通して、被災地の日本赤十字社熊本県支部に届けられる。
地震により大きな被害を受けた熊本県内では、死者が関連死の疑いを含む2人を含め38人に上る。断水は解消したものの、住宅被害は5万3800棟を超え、今もなお2000人以上が避難所など不自由な生活を余儀なくされている。
当地方でも南海トラフ地震の発生確率が高まり、発生時には甚大な被害が予想され、熊本地震は「対岸の火事」ではないとして、和歌山県学童部として何かできないものかと考え、チームによる「熊本地震緊急支援募金活動」を計画した。同支部は、蓬莱フレンズ(新宮市)、みさきストロングス(新宮市)、勝浦ヤンキース(那智勝浦町)、那智勝浦少年野球クラブ(那智勝浦町)、KKN ROOKIES(串本町)、串本オーシャンズ(串本町)の6チーム。各チームの代表者が選手たちに募金活動の意義を説明したうえで、8月中に選手たちが公共施設や店舗前など街頭に立って協力を呼び掛けた。施設の利用者らは快く募金に応じ、大人だけでなく、子どもからの善意もあり、選手たちは「協力ありがとうございます」と元気に伝えていた。
東牟婁支部学童部の大西浩二・学童部長は「今回の募金活動では、各チームの選手が先頭に立ってくれ、保護者や関係者の皆さんの協力もあって多くの善意を集めることができた。心から感謝したい」と語った。
