燈籠祭、港まつり、盆を挟んで、熊野大花火大会が終わると、夏もあとわずか、という気分になる。海山の夏祭りKODOで夏を締めくくると、尾鷲は八幡神社の例大祭を迎える。
過疎化が進むほど、地区のイベントがなくなり、祭事の縮小も避けられない。子どもたちの思い出になりそうな催しが一つずつ消えていく。記者として、担い手の苦労や苦悩を見ているからこそ、軽々しく、問題だ、続けてくれ、とは言えない。誰が悪い訳でもないからこそ、どうしようもなく悲しい。
昔の夏休みとの一番の違いは気温だろう。真夏日どころか猛暑日、さらには酷暑日に近い日が続けば、外で遊んで思い出をつくるのにも不安がよぎる。夏のレジャーの定番だった海水浴はピーク時から9割減少したのは、レジャーの多様化だけでなく、そもそも夏はアウトドアに向かない気候になってきているのは否定できない。
海のまちである本紙地域にとっても、夏の観光や子どもたちの過ごし方について、知恵をしぼらなければならない局面が来ている。
(R)
