三重県立熊野古道センターは30日(日)午後1時30分から3時まで、講演会「熊野の自然信仰 磐座信仰と民間信仰」を開く。講師は、熊野市文化財専門委員長・世界遺産影響評価委員の三石学さん。
企画展「自然信仰 熊野の巨岩、巨木、大滝」の関連事業。人類誕生前から大地の激動の痕跡は、太古から日本人の畏敬の対象となってきた。自然そのものを信仰の対象としてあがめる自然信仰は、神道の源流の一つで、仏教や修験道とも密接に融合し日本人の信仰に根づいている。
花の窟神社(熊野市有馬町)や神倉神社(新宮市神倉)、那智の滝など、熊野には現在でも自然物が直接信仰の対象として残っている場所が多く、磐座信仰や民間信仰、無社殿神社などにその名残を垣間見ることができる。
講演会では、熊野の信仰・神話について研究し、日本全国で精力的に講演活動している三石さんが熊野の自然信仰について語る。
三石さんは1955年熊野市生まれ。熊野市役所に勤めるかたわら埋もれた伊勢路の発掘、調査研究を行い、研究誌や情報誌の編集・発刊に携わった。熊野古道伊勢路語り部友の会顧問、世界遺産影響評価委員を務める。
定員は申し込み先着順80人。締め切りは29日(土)。申し込み、問い合わせは同センター(0597-25-2666)。
