• クマの目撃情報(6月16日)
    尾鷲市三木里町
  • 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

ブリ養殖省力化へ新戦力 尾鷲物産の新しい給餌船進水

 尾鷲市林町の尾鷲物産が建造した養殖ブリ給餌船「第七蒲江」(12トン)の進水式が21日、大曽根浦漁港で行われた。
 
 新船は1年魚のブリの給餌に使用する。全長14.6メートル、幅4.5メートルのFRP(繊維強化プラスチック)製。総工費に約1億3000万円をかけた。船名は建造した造船所がある大分県佐伯市の地名に由来する。
 
 船倉に貯蔵したペレット(人工配合飼料)をかくはん機で均一に保ち、コンピュータ制御で設定量を自動散布する給餌システムを搭載。スイッチ操作で甲板の中継タンクに吸い上げ、ブロワ(送風機)の空気でパイプへ送り込み、海上のいけすへ給餌する仕組みだ。
 
 最大の利点は省力化で、これまでは20キロ入りの紙袋を手作業で開封し、一日最大6~8トンを投入していた。新船ではクレーンで飼料を積み込み船倉に入れるだけで、あとは自動で給餌できる。
 
 同社の養殖場は尾鷲湾内に4か所あり、年間60万匹のブリを出荷しているが、増産を目指しており、そのための設備投資という。新船の導入で給餌船は計8隻となった。
 
 進水式では大漁旗で飾られた船上で神事が行われ、玉本卓也常務や漁協関係者、養殖機械メーカーの代表らが乗船し、神職が祝詞をあげ、玉串をささげた。
 
 続いて岸壁で玉本常務があいさつし、「最新のコンピュータ制御により、モジャコから成魚まで対応できる。自動化による省力化・省人化で生産性を高め、大いに活躍できると期待している。水産業界は厳しい状況だが、地域の水産会社としてブリ養殖やはえ縄漁に邁進していく」と述べた。
 
 テープカットの後には餅まきも行われ、トラック荷台から3俵の餅がまかれた。袋を手に集まった約120人は、暑さを忘れて餅を拾い集めていた。

      6月22日の記事

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      イベントカレンダー

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ