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海山センター内に整備 紀北町 ごみ中継施設の方針示す

 紀北町は8日の議会全員協議会で、2028(令和10)年度からの広域ごみ処理のため、町内の可燃ごみを集める中継施設を、船津の海山リサイクルセンター内に整備する方針を示した。 
 
 東紀州5市町による広域ごみ処理施設稼働に向けて、紀北町では町内で可燃ごみを集約して大型車両に積み替える中継施設を計画してきた。
 
 候補として海山リサイクルセンターと、長島の紀伊長島リサイクルセンターを検討し、敷地面積やコストなどを比較した結果、海山に整備する方針を固めた。
 
 8日の町議会全員協議会で提示された資料によると、来年度から可燃ごみの処理を紀伊長島リサイクルセンターに一本化し、休止した海山リサイクルセンター内の建設工事を開始する。
 
 町内からごみを集めたパッカー車は紀伊長島リサイクルセンターに向かう。28年度以降は紀伊長島リサイクルセンターの可燃ごみ処理を休止する。海山、紀伊長島の両センターともに、稼働休止中でも大量でない家庭ごみは受け入れる。資源ごみの収集や処理は引き続き両地区で実施していく。
 
 中継施設はパッカー車がスロープを上がり、段差からコンテナに直接ごみを投入する「段差投入式」を導入する。10トンのコンテナに直接投入された可燃ごみをショベルカー(バックホー)で敷き均し、アームロール車で搬出する流れになる。直接コンテナに積み込むので臭気も少なく排水も発生せず、作業効率も良い点を評価し、採用したとした。
 
 全員協議会には尾上壽一町長や垣内洋人環境管理課長らが出席。尾上町長は「町としてはこれまでと同様のサービスを提供できるような体制を整備しつつ、経費も最小限に抑制する必要があり、可燃ごみの中継施設の整備を推進したい」と理解を求めた。
 
 議員からは中継施設のランニングコストや家庭ごみの持ち込み、住民への説明の機会、職員の配置などについて質問があった。入江康仁議長は「これから設計業務に入っていくので、進捗状況によってまた全員協議会で説明をしてほしい」と注文をつけた。
 
 

      4月 8日の記事

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