衆議院が23日、解散された。総選挙は27日公示、2月8日投開票。最初に解散の報道があったのは9日だが、高市早苗総理が記者会見で表明したのは19日。〝超短期決戦〟で、尾鷲市や紀北町でも投票場入場券の発送が期日前投票初日(28日)に間に合わない可能性があるという。
「兵は神速をたっとぶ」という言葉がある。中国の三国志時代に曹操に仕えた軍師、郭嘉(かくか)の言葉という。戦略的には、敵の態勢が整っていない間に攻めるのがよいという意味。今回の選挙では、野党側はあわただしく公認候補の選定を迫られた。
国会が再開するのは、早くても2月12日になるだろう。本格的な審議開始は16日以降にずれこまざるを得ない。
選挙の結果、自民・維新が勢力を減らすとさらに政権の不安定さが増す。場合によっては予算案の組み替えという話にもなるかもしれない。そのリスクを考えても今回の解散・総選挙という判断は妥当だったのか。与党候補は国民に分かりやすく説明する義務が生じるだろう。
(M)
