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紀宝町長選挙 向井氏が初当選

 任期満了に伴う紀宝町長選は25日、投開票が行われ、無所属新人で元町特別参与の向井美樹也(むかい・みきや)氏(61)が当選を果たした。4076票を集め、同じく無所属新人で前町議の榎本健治(えのもと・けんじ)氏(49)を2124票の大差で破った。向井氏は紀宝熊野道路の早期開通や福祉サービスの向上などを公約に掲げ、「安心して暮らせる、住み続けたいまち」の実現を訴えた。選挙戦は2018(平成30)年以来8年ぶりで、現職の西田健町長以外の就任は06(平成18)年の町制施行後初めて。西田町長は退任の意向を示し、不出馬だった。
 
 
紀宝町長選挙 開票結果(21時5分確定)
                                 開票率100% 敬称略
 
4,076票 向井 美樹也(61)無所属・新人
 1,952票 榎本  健治(49)無所属・新人
 
◆当日有権者数・・・8,465人
◆投票率   ・・・71.84%
◆投票者数  ・・・6,081人
 
 午後9時ごろ、当選の一報が伝わると、同町鵜殿の鵜殿港内の特設会場内は集まった約150人の支援者らの喜びに包まれた。全員で万歳三唱し、向井氏と握手を交わした。向井氏は「多くの新任に身の引き締まる思い。後援会、家族をはじめ、たくさんの支えをいただいた。重責に震えているが、全力で頑張る」と喜びを語った。
 
 選挙戦では、初日に小島智子参議院議員、西田町長のほか多くの町議が応援に加わった。産官学連携による地域医療の推進、高齢者世帯のエアコン購入費補助など町民の健康づくりを意識した政策を掲げたほか、1万円分の商品券配布、ゼロ歳からの乳児保育の充実など全ての町民へのサービス向上を目指すとした。人口減少に対応するため、婚活事業の推進なども打ち出した。
 
 新人同士の一騎打ちとなり、町政の転換を訴える相手候補との戦いを、「継承派」の立場で戦った。旧鵜殿村役場、紀宝町役場で約40年勤務し、退職後も昨年11月に出馬表明する直前まで特別参与として町政を支えた経験をアピールして制した。向井氏は「まず物価高騰対策に取り組み、公約である1万円分の商品券の配布を一日でも早く行う。町民の意見を町政に反映する。前任者の姿勢を継承しつつ、新しいことを実行するのが大事」と決意を述べた。
 
 西田町長も訪れ、「心置きなく退任できる。新町長としてしっかり道を切り開いて」と激励した。
 
 向井氏は旧鵜殿村出身。1984年、鵜殿村役場に入庁し、産業建設課に配属された。合併後も同課長、危機管理監など要職を務めた。熊野川を越えて新宮市とつながる「新宮紀宝道路」の開設などに取り組み、西田町長の右腕として各種政策の実現を補佐した。今回は完全無所属で出馬した。
 
 町選挙管理委員会によると、投票率は71.84%。前回から約8%増加した。現町長の任期は2月4日(水)まで。   
 

榎本氏 敗戦の弁
 
 榎本氏は本紙の取材に、「私の力不足でご支援いただいた皆さまの期待に応えることができず申し訳ない。この町の未来を真剣に思う気持ちと、暮らしを良くしたいという切実な声、その一つ一つを決して忘れない。今回の結果は真摯(しんし)に受け止めるが、この町を思う気持ちが変わることはない」と語った。
 
 
▼紀宝町議補選
(https://digital.taiheiyo-np.jp/mie/elect/68653)

      1月26日の記事

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