カムチャツカ半島付近で30日、発生したマグニチュード8.7の地震により、日本沿岸部では同日午前8時37分に津波注意報が発表。その後気象庁は9時40分に、北海道から和歌山県までの地域で津波警報に引き上げた。
一斉に鳴り響くスマホの緊急速報メールの音に驚いた。まず自分の身の安全を確保したあと、心配するのは身内のこと。子どもたちは夏休み中だったので、いるであろう場所を推定。在宅者はラインアプリで無事を確認し、クラブ活動中の者は下校措置が取られたと学校から連絡があった。
今回は津波が到達するまでに時間があったので、ある程度余裕があったが、大地震が起きた時は自分もパニックになる中で、家族の安否を確認しなければならない。いつなんどき起こるか分からないのが地震。何かあってもすぐに助けに行けないところにいるかもしれない。
日ごろから出先や職場など、どこにいても対応できるよう防災意識を高めておかなければならない。そして「自分の命は自分で守る」という意識を持つことの重要性を子どもたちにしっかり伝えたい。
【織】
