先だって、尾鷲市老人クラブ連合会と尾鷲小、宮之上小の3年生との交流運動会が、尾鷲小体育館で行われた。四隅には大型のスポットクーラーがあった。梅雨時でもあり、これまでは汗びっしょりになりながらやっていた。近年は熱中症への関心が高まっている。「スポットクーラーがなければ、この行事もできない」との声も上がる。
中体連の地区大会も、実施日程を2週間前倒し。これまでは期末テスト後の「海の日」前後に地区大会があり、翌週には県大会があった。今年は全国大会は8月17日から順次始まる。夏休み中に、という期限があるので、「涼しくなってから」という訳にもいかない。高校総体(インターハイ)も同じ。
暑さ指数が31度を超えた場合、屋外での活動はやめる運用になりつつある。東海地方では、本来梅雨時期の6月に晴れた日が多かったことから、平均気温が平年に比べ3度ほど高くなった。夏本番もより暑くなることが予想されている。指導者、運営側は一層気を付ける必要がある。
(M)
