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加藤氏が3選 尾鷲市長選挙

 任期満了(市長7月25日、市議6月10日)に伴う尾鷲市長・市議会議員のW選挙は8日、投開票が行われ、市長選挙は現職の加藤千速氏(76)が3選を果たした。投票率は71.38%(前回73.18%)で1.80ポイント低くなった。
 
 
大型事業完成で尾鷲を元気に
3期で集大成目指す 福祉と財政 バランス保ち

 加藤氏は、当選が決まった直後の午後9時20分ごろから、旧主婦の店サンバーストで開票結果の報告会で勝利を報告。「10の大型事業を完成させる。そして、それを活用できるようきちんと考え、つくったおかげで尾鷲が栄えるようにつくり上げていきたい」などと意気込みを新たにした。

 真っ黒に焼けた姿で、支持者から贈られた大きな2匹のタイを受け取り高く掲げた。「本当に激戦だった」と振り返り、「こういう形で当選できたのは、市民の皆さんが『今後4年間、加藤千速、お前に任せるから尾鷲を元気にしろ』という声をいただいた」と語った。

 大型事業については、地域経済を活性化して交流人口を増やし、尾鷲を元気にするのが狙いとの認識を示し、「市民の皆さんが安全安心はもちろんのこと、快適な生活が送れるよう、まずは公共施設のインフラ整備、皆さんの居場所づくりをやって、元気な尾鷲でいてほしいという思いで、令和4年度から7年度までの大型事業を計画した。これは絶対にやり抜きます」と語ると、集まった支援者から大きな拍手が起こった。

 このほかの施策については、尾鷲総合病院の存続、災害対策、高齢者の見守り対策、子どもの教育環境整備、若い保護者への精神的・経済的支援などを挙げ、財政とのバランスを保った形で4年間をやり遂げたいと力を込め、「4年前に約束した、住みたいまち、住み続けたいまち尾鷲、を実現できるような形で頑張ってまいりたい」と話し、市民に協力を呼び掛けた。
 報告会には鈴木英敬衆議院議員、吉川有美参議院議員、山本佐知子参議院議員のほか、東豊県議、谷川孝栄県議や東紀州の市町長ら多数が駆け付けた。

 このうち鈴木代議士は「つかみ取った勝利を本当に尾鷲の未来につなげないといけない。第一声で実績を残すと言った。集大成にするのは大変と思うが、持ち前のバイタリティーとリーダーシップと明るさでしっかりと成果を残してほしい」とエールを送り、津村衛氏に投票した市民も含め「チーム尾鷲でこれからの4年間、加藤市長のリーダーシップのもと、頑張ってほしい」と、市民一丸となって元気な街づくりに取り組むことを求めた。

      6月 9日の記事

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