熊野古道の持続可能な保全体制づくりをテーマにしたシンポジウムが12月15日(日)午後1時30分から4時まで、熊野市井戸町の同市文化交流センターで開かれる。
熊野古道伊勢路など「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年記念の取り組み。伊勢路の保全活動は、担い手不足、高齢化、財源不足など課題があり、県は熊野古道協働会議に「持続可能な保全体制づくり」分科会を設置し、議論を進めている。シンポジウムでは、熊野古道伊勢路全域で持続可能な保全の仕組みの構築を目指してパネルディスカッションを行うほか、保全活動団体の表彰、10周年記念で当時の小学4年生が書いた「10年後へのメッセージ」の紹介などを行う。
パネルディスカッションは、三石学さん(熊野古道協働会議世話人)と玉津充さん(熊野古道協働会議分科会座長)が登壇する。
参加無料。事前申し込みも必要ないが、手話通訳を希望する場合は事前に連絡する。問い合わせは三重県東紀州振興課(059-224-2193)。