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防災知識、身に付けて 新宮市でフェスタ開催

活動報告や体験、非常食配布も

 新宮市立総合体育館(大浜体育館)で30日(土)午前9時30分から午後0時45分まで、「令和6年度消防・防災フェスタ」が開催される。「命を守る知識を次の世代へ」をテーマに小さな子どもから大人まで、防災を楽しみながら体験することができる。新宮市・新宮市幼少年婦人防火委員会主催。

 第1部では、能登半島地震で活動した緊急消防援助隊の話や、防災対策課による地震対策、少年消防クラブによる活動報告が行われる。

 第2部では、地震体験者や津波避難ゲーム、煙体験など、さまざまな体験ブースを用意。スタンプラリーも開催され、先着300人に消防ハンドタオルをプレゼント。また、来場者には先着500人に消火器キッチンスポンジを配布。イベントの途中では、フランクフルトや綿菓子、非常食の配布もある。

 新宮市消防本部予防課予防指導係の後岡賢係長は「今年1月1日に能登半島地震があり、多くの人が被害に遭われた。この地域も、南海トラフ地震の発生が懸念されている。地震を防ぐことはできないが、対策することで被害を軽減することができる。今回のイベントを通して防災の知識を少しでも身に付けてもらえれば」と話した。

 問い合わせは、新宮市消防本部予防課(電話0735-21-3326)。

      11月20日の記事

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