小中学生の夏休みも最終盤。「あの課題、やってない」と焦っている子どももいることと思う。最後の数日に泣きながら宿題に取り組んで、でも仕上げられなかった思い出がよみがえる。今は、学校からどれくらい宿題が出るのだろうか。小学校高学年にもなると1時間程度の家庭学習が求められると聞く。
夏休みに合わせて、読書感想文や読書感想画、木工、海上保安庁の「未来に残そう青い海」の図画(はがきサイズ)、統計コンクール、「お金の作文」などさまざまなコンテストの作品が募集されている。
募集要項を見ると「人工知能(AI)を使ったものは応募できない」など注意書きがあるものがある。技術の発展はすごい、と感じつつ、新しい時代に対応しなければならない子どもたちは大変だとも思う。
機械を使いこなす能力は必要だが、本当に求められるのは人工知能にできない発想ができる人間だろう。いろいろなことに挑戦することで、新しい発想も生まれるようになる。余裕があれば、コンテストに応募してみるのもよい。
(M)