寒い日のこたつやホットカーペットは、なぜこんなにも人を魅了するのか。1度入ってしまったが最後、そこから抜け出すのはよっぽど強い意志がないとなかなか難しい。
昼と夜の寒暖差は激しいものの、確実に寒さが増してきている今日このごろ。ホットカーペット派の私は、夕飯を食べ終わるとすぐに毛布にくるまって、電源を入れたカーペットに滑り込む。しばらく横になって幸せを噛みしめていると、ウトウトと夢の世界へ。ハッと気づいたときにはもう真夜中だ。
こうなったらもう、このまま朝まで寝てしまおうとなる。早めに起きて入浴した方が寒くなさそうな気もする。いろいろ言い訳を考えながら再び眠りにつく。
こうして朝目が覚めると、たいてい喉が痛い。あの時起きて布団で寝ていればと後悔しても、時すでに遅し。自分の意志の弱さを嘆きながら、今日こそは早めにお風呂に入って布団で寝るぞと固く誓う。
しかし夜になるとまた、ホットカーペットの誘惑に負けてしまうのである。電気代もバカにならないし、いっそのこと出さずにおいた方がよかったのかも。
【織】