大リーガーの大谷翔平選手が、日本の全小学校約2万校に子ども用グローブを3個ずつ寄贈するというニュースが話題になった。右利き用2個、左利き用1個で、子どもたちが楽しくキャッチボールする場面を想像しているとのこと。この桁違いのスケールのプレゼントに、米ファンからも「日本の小学生になりたい」「正気じゃない」などと称賛の声があがっているという。
早速わが家の野球少年にも報告。しかし「ふーん」「本当にうちの小学校にももらえるの?」と反応が薄い。自分は大谷モデルのグローブを使っているくせに。届いた現物を見たら、きっと使ってみたくなるに決まっている。
近年の少年野球人口は、少子化の7~8倍のスピードで減少しているとも言われている。過度な保護者負担、旧態依然とした指導スタイル、高額な用品などさまざまな要因があるとされるが、「このグローブを使っていた子どもたちと将来一緒に野球ができることを楽しみにしている」と大谷選手の思いが届き、このグローブをきっかけに野球に興味を持つ子が増えるといいなと思う。
【織】