熊野市は、同市井戸町の市文化交流センターと紀和町のB&G海洋センターロビーでパネル展示「原爆と人間展」を開催している。非核平和都市の宣言自治体として、広島・長崎の原爆写真を通して広く市民に核爆弾のおそろしさと平和の尊さを再認識してもらう取り組み。期間は8月9日(水)まで。
毎年実施しており、核による被害を受けた人々の写真や絵画のパネル40枚を両センターで展示。写真には説明・詩が添えられている。
原爆投下後の倒壊し瓦礫と化した広島・長崎の街、焼け焦げて亡くなった多くの人、生き残った孤児や人々、貧困や差別、放射能による病など悲惨な事実を伝える。被爆地のほかに、アメリカによるビキニ環礁の水爆実験、旧ソ連の400回以上に及ぶ核実験で、何も知らされずに被害を受けた人々がいること、被爆者や支援者の活動の記録を展示している。
入場は無料。開館時間は文化交流センターが午前9時~午後7時(月曜休館)、B&G海洋センターは午前10時~午後5時。
▼イベント情報
- 日時
8月9日(水)まで
文化交流センター 午前9時~午後7時(月曜休館)
B&G海洋センター 午前10時~午後5時 - 場所
市文化交流センター(熊野市井戸町)
休館/文化交流センター(月曜日)