尾鷲市の加藤千速市長による市民懇談会が終了した。今年はいわゆる12月議会をはさむ形で、11月17日から12月20日まで14会場で実施。市長直々に第7次総合計画について説明し、直接住民の声を聞いた。
市民にとって、市長とじかに話すのは貴重な機会。市民の声を聞くことを重視している市長も、あらためて地域に密着した要望などについて気付きがあったと推察する。
市政策調整課によると参加者は179人。最多は25人、最少は4人。せっかくの機会、より多くの人に参加してもらいたい。各地区で区長や自治会役員と調整しているそうだが、来年からはもう少し工夫がほしい。議会では、オンライン報告会の話題が出ていた。一つのアイデアだと思う。質疑応答までオンラインでしなくても、市長の説明の部分をユーチューブにアップし意見をメールで受け付けるといった方法もある。
若者の声を拾うことも大切。老人クラブとの懇談会で加藤市長は「中学生との対話会」について話していた。ぜひ早期に実現してほしい。
議会でもそうだが多様な意見が出る。全てをかなえることはできないが、少しずつでも暮らしがよくなるように期待したい。
(M)