先日、大学教授による講演があり、地域を活性化させるためにはどのような活動をすればよいかについてアドバイスがあった。それによると、従来の行政が中心となったトップダウンの手法はもはや通用せず、横のネットワークを主体とした取り組みがこれからは重要であるとのことだった。
ちょうど進行中だった企画がまさにそれで、運営委員は個々がとんでもなく有能なのに、トップのマネジメント能力や決断力のなさが原因で、時間が無駄に過ぎていったり余計な仕事が増えたりと、みんなイライラする状態となってしまっていた。結局そのイベントは、それぞれが主体的に動いた結果スムーズに回り出し、無事に成功することができた。
今回のことで、リーダーが誰であろうと、それぞれが責任を持ってきっちりと行動することが、いかに大切かということがはっきり分かった。適材適所、それぞれの得意分野や能力をいかすことができるのなら、任せられた人も楽しみながら参加できるのではないか。イベントに限らず多くの人を巻き込むことが、自然と地域の盛り上がりにつながっていくということだと思う。
【織】