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不連続線「天文科学館の活用」

 尾鷲市立天文科学館で7月29日の夜、七夕星まつりが行われた。午前中に雨が降ったが、イベントの時間にはちょうど真上にぽっかり窓が開いたようで、雨で洗い流された空気の中で、夏の星々を楽しむことができた。

 4日は旧暦7月7日(伝統的七夕)で、7日は立秋。夏の空気が抜けて星も観望しやすくなる時期だが、今年は「梅雨明け」宣言後に天気がぐずついている。4日夜にはきれいな星が見られるか。

 1日から7日は「スター・ウィーク~星空に親しむ週間~」。1995年に有志が始めた取り組みで、尾鷲市立天文科学館も期間中、毎日午後7時から夜間観望会を行う。天気が良い日に本来の七夕のころの夜空を楽しみに行ってはどうか。

 いろいろな団体、取り組みで、後継者不足という話を聞く。いま、観望会の世話をしてくれている方にも後継者が必要。すぐに交代という訳にはいかないので、同館という施設を生かすためにも、後継者育成を考えなければならない。

 天文普及とPRを任務とする地域おこし協力隊員を募ってはどうか。任期後の展望は描きにくいが、3年間の任期付き研究員という考え方もできる。検討の余地があるのではないか。

(M)

      8月 1日の記事

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