石川県金沢市のイベント「百万石まつり」で、メインイベントで「まつ」役をした俳優が写真・動画の撮影を拒否したとして話題になっている。当初、俳優側からの申し入れがあったというような話が出ていたが、実行委員会との協議の中で、そうなったといった話らしい。
誰もが気軽に写真はもちろん、動画(映像)を撮影でき、それをインターネットにアップロードできるようになっている。そのような中、現状に対応した人権意識の高まりがあることが、背景にあるようだ。
舞台イベントや講演会はたいていの場合、許可のない撮影は禁止である。一方、公道を使い、誰でも無料で見られるようなイベントで撮影禁止とするのは感情的にも違和感がある。その写真や映像を商用利用するのはさすがに問題だろう。ネットにアップされた写真などは完全に消去することが難しいという問題がある。
金沢市の市長は、来年から撮影OKのタレントを選ぶと話したらしい。尾鷲市や紀北町では同様のイベントはないが、例えば港まつりや燈籠祭にゲストを依頼するとして、撮影NGだと住民も興ざめする。タレント選定時には配慮してもらいたい。
(M)