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写真展「瀧を見に行く」 3月に丹鶴ホールで開催

 新宮市と新宮市教育委員会は、丹鶴ホール開館記念オープニングイヤー事業の一環として、3月13日(日)~同27日(日)午前10時~午後5時、丹鶴ホール2階ロビーで鈴木理策・写真展「瀧を見に行く」を開催する。

 入場は無料、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスク着用等、基本的な感染防止対策の徹底を求めている。展示期間中の休館日は3月14日(月)、22日(火)。21日(月)は開館となっている。また、文化ホール公演日は入場不可となっており、3月20日(日)正午~午後5時、27日(日)午前9時~正午は入場不可。
 
 鈴木氏は、1963年新宮市生まれで1987年東京綜合写真専門学校研究科修了。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授。地理的移動と時間的推移の可視化を主題に、東京から新宮のお燈祭りに至る63枚の写真をシークエンスで構成した自身初の写真集「KUMANO」(光琳社出版)を1998年に発表。
 
 写真家の川崎祐氏は同展に、「娘の誕生、親になること、祖母の死。23年前、鈴木理策はこれらの個人的な出来事を契機に「瀧を見に行く」を制作した。故郷・熊野を撮った写真群には、張りつめながらもゆったりとした時間が流れている。私的なドキュメントとは違う。心象風景からは遠い。さりげない写真のシークエンス。「瀧を見に行く」には、だけど、生まれたひとと逝ったひとのために大切な場所と時間をカメラに任せて写そうとする写真家の姿が垣間見える。たしかな緊張をたもった写真は、幾許かの歓びと切なさを観る者に想起させながら、静かに胸を打ち、余韻となって心のなかを広がっていく」とコメントを寄せている。
 
 問い合わせは、新宮市教育委員会文化振興課(電話0735-29-7223)。
 

      2月26日の記事

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