寒い季節に重宝するのがニットやファー製品。服に限らず、マフラーや手袋、ブランケットなど、デザインや種類も豊富で、かわいらしいデザインに心も体もポカポカになる。ただこれらの製品の難点はチクチクと静電気。ウールなどは洗濯にも頭を悩ませる。
そんな中で躍進しているのが化学繊維のポリエステル。現在、日本での生産量・消費量ともにナンバー1の繊維と言われている。アパレル製品はもちろん、カーテンやカーペットまで幅広く使われ、毛布業界では、アクリルから安価なポリエステルに代わっているという。
私は天然素材や動物繊維が苦手なので、化繊の中でも特にポリエステルに絶大な信頼を寄せている。洗濯機でガンガン回せるし、乾くのも早い。シワになりにくく、耐久性に優れている。ただ、冬はどうしてもアクリルやウール素材の衣類が多いのが残念だった。購入時には必ず品質表示を確認して、どんなにほしい物でも、ポリでなければ購入を諦めていた。しかし近年うれしいことに、ポリ素材のニットやファーがかなり出回るようになってきたように感じる。今年の冬ももちろん、たくさんのポリ製品を購入した。
【織】