再び感染が拡大している新型コロナウイルス感染症。4日には全国で1268人の新規感染者が判明。一日で1000人を超えたのは10月6日以来、およそ3か月ぶり。東京でも3か月ぶりに150人を超えたほか、大阪、広島などでも100人を突破。近隣では愛知34人、滋賀40人、京都30人、奈良13人などとなっている。
この日、最も新規感染者が多かったのは沖縄の225人。玉城デニー知事は会見で、基地関係者を中心に確認されていたオミクロン株が市中でも感染が確認されており、「第6波に突入した」との認識を示し、政府は沖縄県に対し、まん延防止等重点措置適用の手続きに入ることを明らかにした。
三重は1日と2日にそれぞれ新規感染者2人、3日と4日は感染者の判明はなかったが、近隣で増えてきていることに加え、オミクロン株も判明しており、決して安心できない。
オミクロン株はデルタ株をしのぐ速さで拡大し、1.5~3日で感染者が倍増するともいわれている。油断は禁物で、再び緊急事態宣言が発令されることのないよう、マスクの着用や手指の消毒など、基本的な感染防止対策の徹底が求められている。
(J)