尾鷲市議会定例会は一般質問が終了。紀北町は14日と15日に9人が登壇することになっている。記事にするのに手分けして傍聴、あるいは尾鷲市の場合はネットで録画を見るが、聞きやすい人、聞きにくい人さまざま。国会中継でもあるが「何を言っているか分からない」という人もいる。一定の打ち合わせはあるにせよ、執行部の答弁に感心することもしばしば。
聞きにくい、理解しにくい要因として、早口、主語と述語の不明瞭、「それ」「あれ」など指示語の多様、専門用語などがある。また、小字以下の地名が出てくる話は理解できないことが多い。
「○○ファイルなるものは存在しない」(行政は当該文書をそのように言っていないが、文書自体はある)など嫌がらせ答弁もあるが、適切な答弁を引き出すのは議員側の力量。一方、客観的に話が噛み合わないこともある。
同じ用語を使っているものの、違う受け取り方をしている場合や、時系列の中で2度、3度キーワードになっている場合がある。どのような主旨か、認識をすり合わてないと議論にならず、貴重な質問時間が無為に流れてしまう。前向きな議論になるよう、双方注意が必要だろう。
(M)