熊野本宮観光協会は26日(日)、「幻の三体月観月会」を開催する。参加費は無料。事前申し込みが必要で、募集人数は先着20人。雨天中止。
熊野本宮大社の創建は、第十代祟神天皇の御代、大斎原(おおゆのはら)のイチイの巨木に三体の月が降臨し、自らを熊野三所権現であるとし、社殿を創って祀(まつ)るようにとの神勅を下したことにちなむと伝えられている。熊野地方には、修験者が熊野の山中から昇る三体の月を見て法力を得たという伝説が残っている。
当日の予定は、世界遺産熊野本宮館で午後10時受付開始、10時30分出発、10時50分大日山到着、11時星空観察会、月出鑑賞、午前0時30分大日山出発、1時世界遺産熊野本宮館で解散。
申し込み・問い合わせは、同観光協会(電話0735-42-0735)。