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不連続線「処暑も熱中症に注意を」

 23日は「処暑」。暑さが止むという意味。萩の花が咲き、朝夕は心地よい涼風が吹くころ。半月ごとの季節の変化を示す二十四節気の一つで、9月6日ごろまで。さらに、5日ごとの気象の動きや動植物の変化をあらわす72候では、28日から9月1日が天地始粛(てんちはじめてさむし)。天地の暑さがようやく収まり始めるころとされ、このころが一つの目安。

 気象庁の統計によると、尾鷲の8月下旬の平均気温は26.3度、最高気温の平均は30.5度。31日から最高気温の平均も30度を切ってくる。
 
 停滞前線の影響で雨の日が多く、21日までの10日間は、湿度は高いものの夏日に届かない日があり、30度を超えた日はわずか3日間だったが、晴れるとまだまだ30度を超える。週間天気予報によると、この先1週間は連日30度を超える見込みで、34度が予想されている日もある。
 
 熱中症は気温だけではなく、湿度も大きくかかわってくる。冬場と違って湿度が高いこの時期、汗をかいても蒸発しにくくなり、体の熱を外に逃がす機能がうまく働かなくなる。湿度にも十分気をつけて上手にエアコンを使い、残暑を乗り切りたいものである。
 
        (J)
 

      8月24日の記事

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