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不連続線「雨に注意」

 オホーツク海高気圧の勢力が強く、盆前から居座り続けた前線。この時期としては異例の長雨となって、各地で大雨による河川の氾濫や土砂災害を発生させた。前線は19日には活動が弱まって消滅したが、日本の上空に流れ込んだ寒気と南から流れ込んでいる暖かく湿った空気の影響で、大気が不安定な状態が続いている。
 
 幸い、当地方で大きな被害は発生していないが、今月20日間の尾鷲の降水量は607ミリで、平年の427.3ミリの1.4倍。紀伊長島は469ミリで1.8倍、新鹿は446.5ミリで1.7倍となっている。
 
 特に、12日以降は雨や曇りがほとんど。この9日間に尾鷲で368・5ミリの雨が降ったが、日照時間はわずか5・6時間。夜に晴れ間が見えることもあり、アスファルトやセメントの路面が乾くことはあっても、土が乾ききることはない。
 
 20日午後9時、フィリピンの東で台風12号が発生。23日には東シナ海で熱帯低気圧になる見込みで、直接の影響はなさそうだが、その後の進路によっては湿った空気の影響で大雨になる可能性もなくない。来週には晴れ間が続く予想。いましばらくは雨に注意する必要がある。
 
(J)

      8月21日の記事

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