年齢が上がるにつれて似合う色は変わってくるというが、その人の生まれ持った髪や肌の色と雰囲気が調和する「パーソナルカラー」という色がある。それは加齢によってあまり変化せず、その人自身を魅力的に見せる色だという。
単純に赤が似合う、青が似合うというものではなく、赤の中では鮮やかなもの、青の中では淡いものなどというように、タイプによって似合う色合いの系統が違うということらしい。
好きな色が似合わないという悲しい現実に直面しながらも、そんなことはお構いなしに好みの色や柄を押し通して着ていた時期があった。あの頃は若さでカバーできていた(ように思う)が、人目を気にする年齢になった今は、黒や白など無難なモノトーンばかりを選ぶようになってきた。
しかしパーソナルカラーを参考にして自分のタイプに合わせた色味を選べば、好きな色も違和感なく取り入れられそう。最近は簡単に診断できるインターネットサイトも多い。年齢を理由に諦めていた色を遠慮なく身に着けることができれば、気持ちが上がるとともにファッションの幅も大きく広がる。
【織】