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不連続線「事業終了後も適切なケアを」

 先だって行われた津村衛県議の一般質問。人材育成に関する項目で、あれ?と思った部分があった。横田浩一南部地域活性化局長が「地域、分野の垣根を越えた人と人との新たなつながりに着目し、熱意のある人が集まる、集まりたくなる場所を設けたい」などと、情報提供や各団体のメンバーが集まる場を作る旨を答弁した。
 
 2009年度から14年度までの6年間、「美(うま)し国おこし・三重」の取り組みで、地域活性化に関するグループの育成や連携強化を図り、その中で、グループ同士をつなぐ取り組みを行った。東紀州関係でもいくつか他地域とのつながりができ、一定の効果があったと認識している。
 
 県としては、住民団体が自律的に活動できるようになるまでの支援、ということなのだろうが、さまざまな施策について「事業の期限が来たら、あとは放置」という声もよく聞く。
 
 一度始めた事業をずっと続けるというのは無理であることも理解するが、事業見直しの際に適切な振り分けを行い、継続した取り組みが求められるものについては3年に一度でも経過観察をしてはどうか。同じような事業を再度立ち上げる負担も減ると考える。
 
(M)

      6月18日の記事

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