気象庁のホームページが刷新されて3か月が経過。新しいサイトにいまだに慣れない。先日も大雨情報を見落とした。津地方気象台のページの、分かりやすい場所にも情報が載っていない。現在の状況が一目で分かるようになったのは良いことだが、慣れる前に梅雨に入り大雨の危険が高まってしまった。
防災情報は、流れてくるのを待つだけでなく、進んで入手しようとする姿勢が大切。雨の見通し、洪水の危険性、土砂災害のリスクなど、情報は各段に入手しやすくなっている。
気象庁のサイトで手っ取り早いのは、「キキクル(危険度分布)のページを確認すること。浸水、土砂災害、洪水の危険度が、地図上に色分けして表示される。黄色は注意(警戒レベル2相当)、オレンジは警戒(レベル3相当)、薄い紫は非常に危険(レベル4相当)。
個人的に知っておいてもらいたいのは、降水短時間予想。「防災情報」のタブから、気象防災の一覧にある「今後の雨」という部分を選ぶと、15時間先までの降雨予想が見られる。夜間の避難は危険が増すということで、明るいうちから深夜~翌未明の大雨に警戒できるようになっている。活用を呼び掛けたい。
(M)