新年あけましておめでとうございます。読者の皆さま方におかれましては、健やかに新しい年をお迎えのこととお喜び申し上げます。また、日ごろより本紙をご愛読いただき、誠にありがとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
「光陰矢の如(ごと)し」とことわざにもある通り、月日が過ぎるのは矢のように速く、放たれた矢のように、二度と戻ってこないという教訓である。今年1年の計を立てられた人もおられよう。
「年をとると時間が早く過ぎる」と感じる人も多いのではないか。これには「物理的時間」と「心理的時間」の差に理由があるそうだ。「物理的時間」とは「5分」や「1時間」といった数値化された時間。一方、「心理的時間」は「心が感じている精神的時間」のことだ。時間を長く感じる要因として、例えば、クモが嫌いな人がクモと一緒に過ごすと、恐怖による興奮から時間が長く感じられる。反対に楽しいことはあっという間に時間が過ぎる。
身体の代謝を高めれば時間は長く感じると言われている。日々の生活に適度な運動や緊張感を取り入れ、有意義な時間を過ごしたい。
【茂】