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不連続線「対策の徹底で明るい一年を」

 全国的に猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、当地方でも今年の正月帰省は例年より少なく、帰ってきてもほとんど外出しなかったり、人が多く集まる正月行事の中止や縮小もあって、静かな正月だった。

 大みそかに全国で新規感染者が4500人を超え、過去最多となった。東京都は初めて1300人を突破。神奈川、埼玉、千葉の各県も過去最多となり、2日にはこれら1都3県の知事が政府に緊急事態宣言の発令を要請。年明け以降も全国で連日3000人を超える高い水準で推移している。

 緊急事態宣言の要請に、「仕方がない」と理解を示す一方、「これ以上、どう気をつければいいのか」と困惑する声も報道されているが、ある市の忘年会でクラスターが発生するなど、まだまだ安易な行動が見受けられる。

 この年末は、昨年を象徴するかのように台風並みの西風が吹き荒れ、雪も舞う大荒れの天気だったが、年が明けてからは晴天が続き、比較的穏やかな天気が続いている。

 今年は延期されたオリンピックや三重国体が予定されている。三が日の天気のように明るい一年にするためにも、一人一人ができる対策の実践が求められている。

(J)

      1月 4日の記事

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