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不連続線「野生のイルカに注意」

 付近でイルカが目撃されていることから、25日から海水浴場として開放を予定していた三木浦マリンパークは、当面の間、遊泳禁止の措置をとることにした。
 
 イルカは水族館の花形動物で、ショーなどで多くの人に親しまれ、太地のくじらの博物館をはじめ、一緒に泳げる施設は全国に数多い。また、野生のイルカと泳げる場所としては石川県能登半島や東京都の御蔵島、小笠原島、利島などがある。
 
 2015年6月に鳥取県の海水浴場に野生とみられるイルカが現れ、地元の人たちやサーファーらの人気者になったが、この映像を見た水族館の担当者は「春から秋にかけて繁殖期。気がたっている時もあるので、そこそこの距離で付き合って」とアドバイス。日本クジライルカウォッチング協議会はフェイスブックで、海外では観光客がイルカに頭突きをされて亡くなった例があるとして警告。こちらの動きが不自由になる海の中で、触れるくらい近づくことへの危険性を認識するよう呼び掛けていた。
 
 イルカといえば賢くてかわいい、人懐っこいなどのイメージがあるが、海で出会うのはあくまで野生。見かけても眺めるぐらいにしておいた方が無難である。
 
(J)

      7月21日の記事

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