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不連続線「『えがお』実証実験始まる」

 数日前、「道の駅紀伊長島マンボウ」に行くと、役場の課長ら2人に出くわした。そこに外来者が何人かやって来た。「日本道路建設事業協会中部支部長」なる肩書の方々が、「抽選に当たり、景品の贈呈式」という。

 なんと最新型の「発電機」だ。災害時の停電にこれほど有益なものはないが、27~28万円もするらしく、備えておくには度胸がいる。

 事前に希望するか確認の上で「抽選した」らしく、岐阜4件、愛知2件、三重県は、松阪と紀北の2件。防災用だが、日頃からイベントなどに使ってもいい、という結構なプレゼントだ。

 道の駅に行く前に役場に行くと、駐車場に初めて見る黒い軽自動車が駐車していた。車体にさまざまなシール。17日にスタートした公共交通システム「えがお」の車だ。女性運転手は、2階の窓のそばで待機していた。

 この日、紀伊長島エリアでは利用が4件あったが、海山エリアではゼロ、問い合わせが多かったという。

 長島では、地区内の病院通いのケースが出ているし、特急列車の乗客も見込まれるが、尾鷲総合病院通いの多い海山エリアはどうするのか。担当課は6か月の実証実験中に模索するという。

(北)

      2月21日の記事

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