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地域課題 直接聞く 上田市長が三輪崎支所で 新宮市

18日は高田、熊野川でも
 
 新宮市の上田勝之市長は16日、市役所三輪崎支所で市民と直接対話する機会を設けた。「市長、地域でこんにちは!」と題し、来庁者が1対1で市政への質問や意見を投げかけられる企画。2日間で3か所をまわる予定の初日から複数人が訪れ、公共施設の老朽化対策や市職員の採用に関し幅広く議論を交わした。

 三輪崎区の仲西博光区長(76)は、避難所に指定されている三輪崎会館に関し「あちらこちらが古く、窓ガラスが割れやすい状態で、建物のひずみも見られる」と指摘。今後は建て替えの要望も視野に入れるとの意見に対し、上田市長は「地域の声を生かしたい」と応じた。

 地区住民のある男性(50代)は、複数の詳細な資料を手に来庁。市職員の人手不足解消のため、幅広い世代の採用を提案した。「われわれの時代だと、公務員は最高の仕事だった。一般企業でも役所でもミスマッチがあるので、新たに道を開いてはどうか」と投げかけた。上田市長は「同じ職場で一生涯を送る人は少ない。新たな就職枠の創設や(一定の基準を設けたうえでの)試験免除についても考えたい」と応じた。

 男性は公用車の安全対策についても触れ「運行前に上司が一声掛けたり、点検を徹底したりしてほしい。民間では厳しい健康管理とアルコールチェックを行っている。1年に1回は警察署による講習会を受講するなど、改善の余地はあるはず」と指摘した。市長は「有益な提言。幸い大事故に至っていないが、事故の報告は複数聞く。安全運転に取り組む」と答えた。

 面談を終え、男性は「窓口で市職員と話すことはあったが、なかなか市長とは機会がなかった。直接批判を浴びる可能性もあって冒険だと思うが、普段から問題提起を図らなければいけない。積極的な姿勢が良い」と評価した。

 上田市長は報道陣の取材に、「行政局(支所)があり、人口が多いので最初の場所に三輪崎を選んだ。地域の課題について、生の声で聞く機会はなかったので、定期的に開きたい」と述べた。今後、現役世代が参加しやすい夜間や休日に開催することも示唆(しさ)した。直近では18日(水)に熊野川行政局で午前10時~正午、高田支所で午後2時~午後4時の日程で予定する。

 市によると、田岡実千年前市長は各地を歩いて回り、実地で市民の声を聞く企画を行っていたが、公式に場を設けることはめずらしいという。

      新宮市

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