Ａｒｔｉｓｔ　Ｓａｅ
ペンで描いた女神画
１０月３０日（土）まで開催中

 

　Ａｒｔｉｓｔ　Ｓａｅ（アーティスト　サエ）の作品展「第９回　魂の女神画展」が、那智勝浦町湯川の喫茶きよもんで始まった。３０日（土）まで。ペンで描いた女神画など、３３点が鑑賞できる。

 

　本名は谷口雅江さんで、紀宝町成川在住。出身は東京都で、２０代のころに移住した。絵を描き始めたのは、２０１２年。かつて美術の成績は良かったものの、絵を本格的に学んだことはなく、自己流で現在の境地まで到達した。使用するのは、極細のボールペンやアニメ用のペン。

 

　今回展示されている作品は、最小が１８２ミリ×２５７ミリ（Ｂ５）、最大は７８０ミリ×１１００ミリ。きよもんへ続く渡り廊下から店内に向かい、制作年代ごとに並んでおり、作品の変遷の様子を知ることができる。

 

　作品の目玉は、アメリカ、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、オセアニアの５大陸を描いた、初披露となる作品。大陸の部分には、びっしりとさまざまな細かい文様が入れられており、大陸の回りには輪が描かれている。この輪も単純に塗りつぶしたものではなく、細かい星を無数に描いている。

 

　「絵を見て、気持ちが癒やされれば。新型コロナの感染対策をしたうえで、ぜひ見に来て下さい」と呼び掛けている。展示されている作品群は全て、購入することもできる。名前を聞きその人の女神画を描く、姓名画の創作依頼も受け付けている。

 

ＴＥＬ．０７３５−５２−０８８１
那智勝浦町湯川（きよもん湯前）
営業時間／１０時～１４時３０分
定休日／毎週月曜日、火曜日