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新〝選良〟10人決まる 尾鷲市議選 最後の議席 くじで決着

 尾鷲市議会議員選挙は現職5人、新人5人が当選した。最後の議席は得票数が558票で並び、くじ引きで野田憲司氏(52)の当選が決まった。
 
 4月25日の立候補予定者説明会まで、意思を明らかにしない新人が多い中、一時は「無投票になるのでは」という観測も広がったが、結果的には10議席を14人で争う激しい選挙戦となった。
 
 当選者の内訳は、党派別では無所属9人、公明党1人。男女別では男性9人、女性1人で、前回は4人いたが女性比率は10%となった。平均年齢は52・8歳で前回(63・0歳)から10・2歳若返った。

 当選した新人のうち年長者の佐々木康次氏(60)は当選の連絡を受け、「ほっとしたのが最初の気持ち。(開票の)時間がかかっていたので、ひやひやしながら待っていた」と安どの表情を浮かべた。5月の連休明けに出馬を表明してから準備期間が少なかったが、選挙期間中は”尾鷲愛”を掲げて精力的に市民と対話することで支援の輪を広げた。
 子育て支援の充実や安心して住むための医療を考える必要性を訴えており、「過疎高齢化がどんどん進み、子どもの数が減る中、古里を愛する気持ちがないと何もできない。自分のできること、得意なことを含めて、みんなで力を合わせて尾鷲を心豊かで住みよいまちにしていきたい」と抱負を語った。

      尾鷲市

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