子ども囲碁教室が4日、熊野市井戸町の市文化交流センターであった。アマチュア八段の川辺展央代表ら熊野こども囲碁普及会の会員が引率し、基本的なルールから戦略まで丁寧に教え、奥深さを伝えた。
教室は月2回程度実施しており、初心者だけでなく年単位で続けて参加する児童、生徒も多い。川辺代表は全国大会を控える上級者同士の対局を指導したり、初めて碁石を触った子に「囲碁は陣取りゲーム。陣地の広さで勝敗が決まる」などと基本を教えたりしていた。取材に「勝ち負けを争うので、勝ったらうれしく、負けたら悔しい。技術が向上する楽しみがある。相手の考えを先読みするので、普段のコミュニケーションにも応用できる」と魅力を語った。常連だという間部陽向さん(金山小3年)は「たくさん陣地を取るのが面白い。大会で優勝したい」と話した。
費用はすべて主催の市教育委員会が負担しており、受講料は発生しない。同市神川町に碁石のもとになる那智黒の採石場があり、市の特産品をアピールするねらいもある。
25日(土)午前10時から午後5時まで、同センター多目的ルームで最高位の瀬戸大樹九段による講習会を開催する。問い合わせは、市教委社会教育課(電話0597-89-4111)。
