きほく夏祭りKODO(同実行委員会主催)が8月30日、紀北町相賀の多目的広場で行われた。バンド演奏やダンス、影絵のステージイベントの後、夜空に約10分間の花火が打ちあがり、約3000人(主催者発表)が夏の思い出を作った。
「子どもから大人まで楽しく過ごせる時間」をテーマに、世界遺産熊野古道のまちで熱い鼓動を感じてもらいたいと、毎年実行委員会が開いている。
今年は晴天に恵まれ、真夏の雰囲気の中でステージイベントが開始。地元住民によるポテトサラダズを皮切りに、潮南中文化総合部、紀北健康スポーツクラブダンススクールや尾鷲高校軽音楽部がポップソングで日ごろの練習の成果を披露。ダンススクールがリズミカルなダンスを発表。地元の相賀幼児園の園児がエビとカニのお面をつけて輪を作って『エビカニクス』をかわいらしく踊った。
婦人会がステージ前で輪になって海山音頭を踊り、来場者に参加を呼び掛けると、一人また一人と輪に加わる人が続いた。一重だった輪は人数が増えて二重になり、なごやかな空気が流れた。賀楽多の太鼓演奏の後、地域に伝わる種まき権兵衛の物語を影絵で再生した。
ステージイベントが終わると、来場者は夜空を見上げて花火が打ち上がるのを待った。7時30分に轟音とともに白石湖上空に火花が散ると、次々と打ち上がり、住民は歓声を上げたりスマホで動画を撮影したりしていた。「いい思い出になった」「去年よりも良かった」との声が聞こえた。
沼﨑照之実行委員長は「地域の人たちのおかげで、熱い鼓動を感じられるまつりとなり、楽しいひとときを届けることができてありがたい」と話した。
